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研究途上のブラジルの生薬2

2018年11月6日

ブラジルの先住植物にヨーロッパ、アフリカ、オーストラリアの帰化植物を合わせた、薬草店が各地に沢山見られ、露店でも多く並べ売られております。しかし生薬の宝庫ブラジルでも西洋薬が主流であり、人々の多くが西洋医学主体で、自然医学には、懐疑心または無関心と言わざるを得ません。

 

歴史のある漢方の様な確立した薬学でなく、インデオの伝承が主体であり研究文献にも乏しく、体験的な物が多く、ブラジルでは評価されず、欧州、米国、日本等で評価され、逆情報でブラジルで知られる事も多々有ります。

 

ポルトガル人が入植して500年、当時よりインデオとの接触で本国を通し欧州にブラジルの生薬は紹介され、その文献もも存在しており、研究者も居た事も確かな事です。

 

しかし、ブラジルの生薬が世界的に知られるようになったのは、ここ数10年であり、中国、韓国のような国家的プロジェクトが無く、医学薬学的な証明もこれからの研究であり、しかも、国外での研究発表が、優先せざる事も実状で生薬の宝庫ブラジルは、世界の注目を集めこれからも発展して行く事でしょう。

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